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2005年 Winter Vol.10 (2005年1月発行)より
![]() 韓国の金淑香教授(左から2人目)と熊谷崇先生ほか衛生士、セッションの演者、座長の先生方 |
審美治療における歯科衛生士の重要性を再確認 歯科衛生士担当常任理事 佐藤二三江 |
2004年7月16〜19日に名古屋市で行われた、第8回アジア歯科審美学会では、審美歯科における歯科衛生士の役割の重要性が強調されました。韓国からは、韓瑞大学校歯科衛生学科の金淑香(キム・スクヒャン)教授が参加し、「審美歯科における歯科衛生士の役割」と題し発表しました。韓国では国民は、経済発展に伴い、歯科治療全領域に質の高いサービスを要求するようになっており、専門的技術に練達した歯科衛生士の役割が重要になっていると言います。審美歯科においては、「術者と患者の満足を増すために欠かせない存在」として、具体的な成果を発表されました。
18日の午後からは、衛生士セッションが開かれ、熱心な討議が行われました。最初に、金沢紀子先生を座長に、山形県酒田市の日吉歯科診療所の熊谷崇先生が「生涯に渡る口腔の審美、発音、機能維持のための歯科衛生士の役割」をテーマに講演を行われました。「患者が歯科に対してもっとも望むことは、一生自分の歯で食事を楽しみ、会話を楽しみ、健康的な笑顔で人と接することができること」とした上で、「欧米並みに、歯科衛生士が本来の役割を担うことによって、患者に真の利益をもたらす歯科医療の改革ができるだけ早く実現することを願います」と締めくくられました。
続いて池山豊子先生を座長に、「QOLを高めるための歯科衛生士の役割」と題したシンポジウムが開かれました。最初に府中市民医療センターの足立三枝子先生から「健康増進法により、行政における歯科衛生士の業務は確実に広がりつつある。一方で、歯科衛生士の配置は遅々として進んでいない」と問題が提起されました。社会保険中京病院歯科の小粥照子先生は「全身の健康と特に歯周病の間に深い関係があることがわかってきた」とし、糖尿病患者や妊婦の例を挙げ、病院のNST(栄養サポートチーム)の一員として歯科衛生士が口腔ケアをする重要性を報告されました。神奈川県歯科衛生士会の中川律子先生は「国は『口腔ケアによる気道感染予防』を介護予防事業の柱の一つとして提示している。口腔の健康が介護予防に果たす役割は大きい」と強調されました。池田座長は「人にとっての美はそれぞれのライフステージにふさわしい心身の健康」と、それを支える医療人としての歯科衛生士の役割が重要になっている」とまとめられました。
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愛知学院大歯学部保存学教室の皆様ご苦労様でした
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市民公開講座「われらが仲間、アジアの人々」モンゴル出身の歌姫オユンナさんも司会者として参加
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「Global Esthetic Forum 2004@Nagoya」は多くの実りを生んで、次期アジア審美学会のリーダーへバトンタッチ。右写真左から次期IFED会長Dr.高夫妻(韓国)、左から3人目次期AAAD会長Dr.プア(シンガポール)
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