ニューズレター

2005年 Summer Vol.11 (2005年8月発行)より

優秀発表賞受賞者のご紹介

第15回日本歯科審美学会大会デンツプライ賞を受賞して
若林歯科歯周病研究所 佐藤宏敏

 この度、当学術大会のポスター・セッションに参加する機会を頂きましたことは、私達にとり大変光栄なことであり、同時に貴重な経験をさせて頂きました。参加のきっかけは、私達の勤務する医院の院長から、「ポスター・セッションに参加してみては…」との言葉でした。しかし、私達にとっては、ポスター作成は初めての経験であること、また発表や論文などについては、経験不足であろうと思いながらも、医院の院長やスタッフからの励ましを受け、ポスター・セッションに参加することに決めました。
 まずポスター作成については、当学会の規格にたどりつくまで、かなりの苦労を味わいました。しかも、アジア歯科審美学会との併催のため、ポスターから抄録まで全て英文で記載することになっており、予想外のハプニングであったことなどから、多難の連続でした。とくにポスター作成は、学会前日ギリギリまでかかってようやく完成させることが出来ました。
 学会当日は、所定の位置にポスターを設定できたことの満足感を覚えたように記憶しています。そして、全てのポスター・セッション終了後、デンツプライ賞発表の際は、まさか私達が受賞するなど全く期待していなかったため、私達のポスター番号と名前が発表されたときは、自分達のことではないと思い、他人事のように振舞っていたことを覚えています。
 ポスター発表は臨床を通して、とくに気になっていたマージン部の歯肉とメタルポーセレンの調和を色彩の観点から考えたことから、研究発表というよりトライアル的な内容を発表させていただきました。
 今回、学会の参加で感じたことは、今まで何気なく見聞きしていた講演やポスターなどは、大量の時間と労力を費やしていることを改めて解りました。そして、一つのことを成し遂げるには、何人もの方々の協力が必須であることを気付きました。さらに、私達は歯学については、もちろんのこと歯学以外の勉強もすること、経験することの重要性を学び、そして目標を大きく持つことがいかに大事かをポスター・セッションに参加したことをつうじて感じ得ました。
 発表者の一名、菅原淳は今年1月、技工所を開業しましたが、今回の貴重な経験を生かし、歯学と臨床をともに学びながら邁進していこうと思います。
 最後に、今回のポスター・セッション参加の折、ご指導頂いた若林勝夫先生、英文の翻訳、構成にご教示頂いた中村全宏先生、当医院のスタッフの皆様に感謝致します。


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