ニューズレター

2007年 Winter Vol.14 (2007年1月発行)より

ごあいさつ

新年を迎えて
日本歯科審美学会 副会長 齊木好太郎

 会員の皆様におかれましては輝かしい新年を迎え、新たな気持ちで希望に満ちたスタートをされていることと存じます。
日本歯科審美学会は、歯科医師を始めとして歯科技工士、歯科衛生士、関係研究者、関係産業者等多くの会員の方々の活躍により20年を迎え確実に発展しており、この発展とは一般的に確かな継続と良い方向への変化が必要とされています。
 確かな継続という点では、歯科審美学の基礎並びに臨床に関する研究等を学会誌「歯科審美」の発行、学術大会、セミナーの開催等を通じて審美歯科の普及を図っているところであります。良い方向への変化としましては、最近では認定士制度、ホワイトニングコーディネーター制度など他学会にはない制度を設け、広くコ・デンタルスタッフにも活躍の場が開かれている点です。
 歯科医療の発展を振り返れば、疾病の治療という治療医療、形態再現ともに機能の回復をおこなう修復治療へ、そしてそのようなことにならないようにと予防治療へと変化してきました。一方、社会のニーズも健康志向が高まり、いかに本来の生活と人生(QOL)や日常生活活動(ADL)を向上させ快活で健康に美しく幸福に生きたいとの要望が高まってきています。
 本学会の「教授要綱」総論の中で、1.歯科審美の概念 2.科審美の歴史 3.歯科審美と健康 4.歯科審美と心の4項目が歯科医学における歯科審美学として位置づけられており、歯科審美がどのように健康に貢献するか、また、心理を理解し歯科審美が心理状態に及ぼす影響の重要性を知ることの必要性が謳われています。

 このような点を踏まえると、歯科審美学のより確かな充実、そして社会への実践を押し進める役割はきわめて重要です。まさに社会のための国民に喜ばれる優れた質の高い歯科医療を提供するべく、歯科審美の普及に会員一同新たな気持ちで努力したいものです。


Back