ニューズレター

2007年 Summer Vol.15 (2007年6月発行)より

IFEDソウル大会に出席して

日本歯科審美学会 国際渉外委員 近藤隆一

 2007年5月4日-6日間の3日間、韓国で開催された第5回国際審美学会International Federation of Esthetic Dentistryに参加した。会場は首都ソウルのCOEXコンベンションセンターに設営され、世界各国からの参加者で溢れかえった。日本歯科審美学会からは演者として榎本・桑田・千田・田上・渡辺の諸先生がウェブサイトとプログラムに写真入りで掲載された。私自身は、インターナショナル・ショーケースというセクションで講演する日本代表としての招聘だが、数多くの友人達が聴講してくれたことでコージーな空間となり、個人的な国際学会ならではの雰囲気を味わえた。
 総体的には中規模といえる2000人台の参加人数と知らされたが、メインイベントとして開催されたのは「チーム・アトランタ 2007」、Goldstein Rが率いる米国審美界の大御所チームの集中講演は前評判の高さもあり、膨大と表現したくなるほどの参加者が集った。また。「ホワイトニング」はホーム・ホワイトニングの術式を確率したHaywood Vを中心とした半日コースが用意され、さすが受診者数はダントツと伝えられる韓国ならではの人気で、会場はほぼ満杯であった。
 学会に参加して強く印象に残ったことは、韓国のドクターたちの目が日本のドクターたちより輝いていたこと、そしてアジア圏内における英語力は日本同様に低いと評価される韓国だが、若いドクターたちの半数近くは翻訳聞き取り用レシーバーを装着せず英語を直に聞いていた、この2点である。
 ここの「講演感謝状」を画像として添付するが、国際学会における日本の弱点は演者の絶対数が少ないことにある。会員諸氏も講演できるチャンスを得た場合には、臆することなく登壇して感謝状を獲得してほしい。私も英語に堪能ではないが、ネイティブ・スピーカーでない各国のドクターたちが、緊張しながら頑張って講演している姿を見習ってほしい。
 「一歩踏み出すか・止まるか」で展開する世界は大きく異なる、と感じた国際学会であった。


(写真1(左)左からHaywood,Kwon,Greenwald,Kondo)
(写真2(右)講演感謝状)
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