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2007年 Summer Vol.15 (2007年6月発行)より
1988年に研究会として産声をあげた日本歯科審美学会も、今年で学会として18回目、研究会からの通算では20回目の学術大会を開催するまでになりました。私自身、会設立当初より、組織立ち上げの一翼を担っていた寺川國秀先生(現名誉会員)の近くに常におりましたので、その時からの経緯を多少は心得ているつもりです。
日本歯科審美学会は、設立当初より「産学臨の三位一体」を掲げて、歯科界に「審美歯科」という大きなうねりを創造してきたと言えます。そして多くのメーカー等、歯科業界を取り巻く方々と密に連携をとられて、学術大会やセミナーなどを開催して参りました。また同時に、いわゆる常任理事といわれる学会の執行部に歯科技工士、歯科衛生士を招き、それぞれに「歯科技工士部門」「歯科衛生士部門」という独立した部署を設置し、その活動を見守ってきました。さらには副会長の重席にも歯科技工士が就任してまいりました。
歯科技工士として初の常任理事には桑田正博先生、そして次に齋木好太郎先生が就任され、その後、お二人は順番に本学会の副会長も務めておられます。これは歯科学系の学会ではきわめて珍しく、私の知る限りでは他に日本歯科技工学会しか存在しません。つまり、「産学臨の三位一体」とともに、パートナーである歯科技工士、歯科衛生士の存在価値を大きく認め、共に歩もうという姿勢を実際の形にして見せる、たいへんに懐の深い学会であると言えるでしょう。
理事会でも常に我々の提案に対して真摯な姿勢で受け止め、誠実な対応をして下さる理事の先生方には心より感謝しております。そして、そのような中から新たな事業の展開が生まれようとしています。
我々歯科技工士会員は、日本歯科審美学会を育ててきた多くの人材、またその方々の叡智によりつくられてきた組織のさらなる拡大・拡充する努力をしたいと思いますし、さらにこれらを受け継ぐ会員の皆さんのために、充実した学会活動を展開してゆきたいと思っております。
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| 左:写真1 左:齋木、右:桑田の各先生 右:写真2 大通り公園の草花(加藤喜郎撮る) |
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