ニューズレター

2008年 Winter Vol.16 (2008年1月発行)より

歯科技工士部門報告

歯科技工士部門 常任理事 中込敏夫

 上海の歯科商社が企画した講演会の講師として、齊木副会長とともに初冬の上海を訪れました。
講演会のタイトルは「審美牙科 臨床与技巧的審美総合研討会」、つまり審美的な技工術式に関してのもので、齊木副会長はCAD/CAMを使用した補綴物製作に関して、私は審美的な総義歯の製作に関して発表をさせていただきました。
 我々の訪れる一週間前には、上海で大規模なデンタルショーが開催され、関係者に聞いたところでは、やはり審美歯科への関心が大きかったとのこと。そのため、齊木副会長が発表された、ジルコニアを使用したクラウンブリッジやハイブリッドレジンを使用したインプラントの上部構造製作には、大きな関心が寄せられました。また、講演会場は大変な熱気で、講演後、次々と多くの質問が飛び交いました(写真1)。
 上海を訪れたのは初めてでしたのが、街の近代化はもちろんのこと、人々のエネルギーには圧倒されるものがありました。特に夜景は素晴らしく、講演後に訪れた「新天地」と呼ばれる場所の夜の風景は、何か全く違うものを作り出しそうな大きなエネルギーに満ちあふれている印象を受けました(写真2)。以前、北京や広州には行ったことがありましたが、同じ中国でも全く印象が異なり、まさに東洋と西洋の異種文化の多種多様なものが入り交じることにより、全く新しい存在感を作りだしていることが強く感じられました。
  第18回日本歯科審美学会は日本接着歯学会との初の合同学術大会として大成功をおさめました。寺田大会長をはじめとする各関係者のご努力に対し、心より感謝申し上げます。異なる学会が一つになり、学術大会を開催することにより大き なエネルギーを作りだし、また新しい何か、そして存在感を作りだしてゆくのではないかと感じました。我々歯科技工士会員も新たなる展開をめざして、エネルギッシュに活動をしてゆきたいと思います。

左:写真1 講演会会場 
右:写真2 上海の夜景

 


Back